i-Construction
i-Construction(アイ・コンストラクション)
大竹組は、生産性の向上と経営環境のさらなる改善、社員の賃金水準向上を図り魅力ある建設現場の実現を目指すため、i-Constructionに全社を挙げて全力で取り組みます。
2020年12月9日 i-Construction優良企業賞受賞
今年度より創設された徳島県i-Construction優良企業賞を受賞しました。
2020年1月14日 ICT×IoT技術を活用!消波ブロック据付3Dナビゲーションシステム
徳島県南部総合県民局発注の伊島漁港災害復旧工事において、ICTとIoT技術を活用した消波ブロックの据付模様をリアルタイム映像とともに3次元データを用いた消波ブロックの据付状況を、現場から遠く離れた徳島県庁会議室において県土整備部長はじめ県幹部職員の皆様にご覧いただきました。
従来技術では成しえなかった巨大消波ブロックの安全かつ正確な据付管理を実証することとなった画期的なシステムです。
2018年7月23日 高知県ICTモデル工事支援連絡協議会の設立
去る7月23日、高知県ICTモデル工事支援連絡協議会の設立に際し記念講演に招かれました。
第1部では国土交通省大臣官房技術審議官 五道 仁実氏が i-Constructionの「深化」に向けて
第2部では私どもが ~ICT活用工事導入の勧め・その効果と課題~ として記念講演を行いました。
記念講演の様子
ついに購入!enRoute社製QC730-TSのUASユニット
すでに購入済みのTOPCON自動追尾トータルステーションGTとコラボで画期的な写真測量システムが実現します。
弊社初のICTを駆使した平成28年度 大谷地区改良工事が無事竣工
10月の思わぬ長雨に泣かされましたが、設計データに限りなく近い土工が完成しました。
10mの木製大組型枠で水路(W2.4m×H1.3m)を構築していきます。型枠を大組することにより熟練技術を問わず施工することができ、施工パターンの単純化によって施工速度が向上します。
生産性向上の観点からすると、この大組型枠工法もi-constructionの理念に十分該当すると思います。
もちろん、墨出しから天端の高さ全てを3次元設計データにより杭ナビ(LN-100)と快測ナビにより施工するため現場にはレベルやトータルステーションは持ち込みません。
牟岐町発注工事でのICT土工の様子
MGバックホウによる0.2%勾配水路施工のため無丁張の床掘と後を追いかけるように基面整正し、快測ナビによる位置出しと均しコンクリート打設をこの4名で延長180mを1週間で施工完了しました。
若手社員の首には図面閲覧用のiPadと手にはAndroidアプリである快測ナビがインストールされたタフパッドと360度プリズム! 現場は地盤改良後で硬度が高かったために時間を要しましたが、通常の土砂であればもっと効率は上がっていたと思われます。
ちなみに、御覧のように床掘と同時に1台のMGバックホウで路床盛土の土羽整形(粗法1:1.8)を並行して造成しています。
昨年度完成した牟岐町発注工事の盛土部分をレーザースキャナで点群化してみました。
マウスを画像に合わせると3次元設計データがロールオーバーします。
ビックリするぐらい設計データに合致した盛土が施工されています。
ちなみに、この測量丁張は入社1年目の未経験者がほとんど一人で設置しました。
牟岐町発注工事現場にマシンガイダンス付きのバックホウが搬入されICT土工を進めます。
土工の設計3次元データをもとに、昨年度余盛した部分を横断勾配5%にて盤下げをしていきます。もちろん、丁張もトンボも不要です!
水路などの構造物はTSデータ、土工法面はTINデータによるハイブリッド3次元データです。
このデータがあれば、現場の丁張が極端に少なくなり作業効率がぐんとアップします。
平成29年は、わが社のICT元年の幕開け
RTK(Real Time Kinematic)基地局が社屋上にそびえたちます。この基地局から現場の移動局測位情報を補正します。
GNSS受信機を装備したMG(マシンガイダンス)ハイブリッドバックホウの後方にセットされたGNSSアンテナがその証です。
起工測量の歴史が変わりました!
GLS2000がデビューしました。
360度フルドームスキャンにより3次元の膨大な点群データをわずか5分足らずで測量します。
LANDFORMSによる点群処理&設計データ作成
1200万点の3次元点群データよりクリーニング処理を施し、設計3次元データを作成します。
CIMデータを3Dプリンターにより具現化
- 現在施工中の橋台!図面を見ながら忠実にSketchUpで3次元CIMモデルを作成。
- 3Dプリンターに対応する形式(STL)でデータをエクスポート
- 購入したばかりの3DプリンターUP BOXにデータを送信
- 0.1mmの積層によりこのモデルで約4時間かかって完成
工事の施工前にモデルを作成することにより、形状の整合性や問題点を把握したり、協力業者への説明性向上アイテムとして活用できれば・・・と思います。
しかし、このデータ作成もそんなに簡単ではないのも事実で、完全に個体(solid)データで作成することが必須!取り合いなどを面(surface)データで作成するとプリンターは受け付けてくれません・・・。
ちなみにこのモデル、3回目の出力でやっと成功しました。
3次元データで作成した牟岐町発注道路新設工事のCIM
盛土量24000m3、新設道路4路線と水路工約500mで構成される現場は、Layout Navigatorと360°プリズムにより未経験者の若手社員がほとんど一人で測量作業を行います。
盛土天端の仕上がり確認はピンポイントをオペレータに指示できるため、従来の測量作業では考えられないほどのスピードで盛土施工が進みます。
2016年7月9日 i-Construction研修(トプコンソキアポジショニングジャパン)
兵庫県神戸市西区のトプコンソキアポジショニングジャパンのトレーニングセンタに総勢16名の社員でi-construction研修に行ってきました。
当日はあいにくの大雨で午後からの好天に期待して決行しました。途中交通事故の影響で高速道路が一部通行止めになったりと波乱含みでしたが、何とか無事に帰ってきました。
文章や説明では伝わりにくいことも、”見て触る”ことによりよりイメージが広がる!いい経験になったと思います。
2016年7月9日 初めての社員研修
TS出来形経験者の社員が講師となり、平面図・縦断図・横断図からICTの基礎となる3次元データ作成方法の記念すべき第1回目の講義となりました。